胸のあたりの友への手紙

・このところ向き合うことが少なくなりました。悩みの種は時間がないこと。なんだこの自己憐憫は、と戸惑うし、オナニズムかなと訝しいし、文章は現実逃避の一種だし、君に自慢できることはひとつも見つかりません。

それでも、こうやって、かっこつけることは悪いことではないんだと、言ってみることをお許しください。

「鳥の捕獲」(唐突にその比喩が案出せられました)は、僕の最近の生活の惑いの根本に位置してきました。捕獲行為は、少し慣れましたが、いちいち、鳥が鳴くので、辟易します。つまり、「僕は悪いことをしているんだ」と、度ごとに思わせられるのです。

ごめんなさい。ほんとうにごめんなさい。文章が、悪いようです。
もっと親切にやさしく、何事も、ていねいにやらなければいけません。

悪い。悪いのはそもそも、僕が、いらないことを意識するからでしょうか。
君は、いったい、なにを思うでしょうか。

静かな涙を流しながら、ここまで書きました。
最後の一滴だけが、バファリン程度の真摯さを含んでいたようです。

短いですがこれでおしまいにします。
なんのことやらさっぱりでしょうが、こんな具合に、僕というのはいい加減に甘えている、という証拠だとお思いください。

独りよがりで、いっこうに、君に、「出会う」ことが、できません。
生活を呪って、やりすごすことだけは、しないようにします。

君も、ほんとうに、がんばってください。
せめて、それだけ。

では。

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